最新ヒット全曲集16

藤あや子( 藤彩子 ) 最新ヒット全曲集16歌詞
1.ふたり花

作詞:三浦康照
作曲:水森英夫

あなたのために 生れて来たの
かくれて泣いても 笑顔でいたい
辛いこの世の 雨や風
愛の陽ざしに 包まれながら
あなたの胸の 小枝でそっと
手を取り合うのよ ふたり花

疲れて帰る あなたをいつも
私の心で 慰めたいの
かわす眼と眼の 暖かさ
今の暮しで 幸せなのよ
明日の夢が 花咲く町を
探して生きたい ふたり花

あなたの愛に 甘えてばかり
たまには私を 叱ってほしい
涙なんかは 捨てました
どんな苦労も 分け合う人生に
かならず咲くわ 希望の花が
あなたと私の ふたり花


2.篝火


3.一輪ざし

作詞:白鳥園枝
作曲:弦哲也

淋しい目ざめの その朝に
一輪ざしの いとおしさ
ひとりぼっちの 私の運命に
どこか似ている 赤い花
悲しみばかりの 赤い花

(セリフ)貴方が来てくれる…
そんな気がして 赤い花を買いました
着物はどれにしようかと 迷っています…

小さな窓辺に 香る花
一輪ざしに 揺れている
恋にはぐれて 沈んだ心に
夢を抱きたい 独り花
愛して下さい 独り花

やさしいお方に 逢える日は
一輪ざしに 活けましょう
そうよ 女の まごころひとすじ
とどけたいのよ 赤い花
想いを寄せます 赤い花


4.艶姿…恋絵巻

作詞:小野彩
作曲:小野彩

宵に揺れてる 屋形船
あなた待つ身の恥ずかしさ
桜色にほんのりと頬染めながら
交わす盃 手と手が触れて
花のお江戸は 恋盛り あ〜夢盛り

(セリフ)ねぇ…このままずっと
あのお月さん 眺めていたいわ

空に輝く 恋花火
燃えて焦がれて 咲きみだれ
赤い花緒 カラコロと
肩寄せあってそぞろ歩けば 柳もそよぐ
花のお江戸は 恋盛り あ〜夢盛り

しぐれ冷たい 雪化粧
差してあげよか 蛇の目傘
細いうなじ ほつれ髪
かざす椿のその艶姿 ときめくお方
花のお江戸は 恋盛り あ〜夢盛り


5.こころ酒

作詞:三浦康照
作曲:山口ひろし

泣いて甘える あなたがいたら
耐えてゆけます 辛くとも
そんな女の ひとり言
酔って淋しさ 忘れるように
呑みほしましょうか
呑みほしましょうか こころ酒

雨ににじんだ のれんの蔭で
強く生きてる こぼれ花
苦労かさねた 涙なら
夢を明日に つないだ胸を
温めましょうか
温めましょうか こころ酒

あなた求めて 昔の傷が
なんで今更 痛むのよ
意地をささえた 思い出を
捨てて来ました 女がひとり
呑みほしましょうか
呑みほしましょうか こころ酒


6.恋しそうろう

作詞:いとう彩
作曲:小野彩

髪結いに せっかく行って来たのにさ
目もくれず 抱きすくめるとは野暮なひと

※三日焦らした 懲罰かしら…
あー おまえさん
想い出なんていらないよ
いいの午睡なら醒めないで
好きよ 好きよ 耳まで染めて
燃えて 燃えて… 恋しそうろう※

流し目が 売り出し中のお役者に
似ていると 惚れ惚れすがれば妬けるのよ

てるてる坊主も 呆れ顔…
あー おまえさん
優しさなんていらないよ
どうせ 繕うくらいなら
好きよ 好きよ その冷たさも
酔って 酔って… 恋しそうろう

(※くり返し)


7.哀冬海岸


8.さだめ波

作詞:石本美由起
作曲:幸耕平

こころに激しく 寄せる波
それをこの世の 恋と言う
唇 かんで あきらめる
涙引き潮 別れ波
波に託した 女のさだめ
砂に埋めたい 傷もある

あなたの名前を 潮風に
呼べば涙が 頬つたう
愛した日々の 思い出を
波が心に 呼び返す
みれん夕焼け くれない砂丘
生きる淋しさ ただ染める

この手でかたく 握っても
指をこぼれる 恋の砂
昔に返る すべもなく
明日へ流れる さだめ波
なにを頼りに 生きたらいいの
胸に残るは 面影ばかり


9.むらさき雨情

作詞:三浦康照
作曲:山口ひろし

いのちを惜しむ 私なら
あなたについて 行かないわ
ふたりの傘に ふりかかる
ふたりの愛の 恋しぐれ
むらさきの雨、雨に にじむ想い出は
愛した女の 涙でしょうか

さだめの糸で 結ばれた
ふたりの絆 信じたい
あなたの匂い しみついた
あなたと住んだ あの部屋は
むらさきの雨、雨に 遠くかすむ町
訪ねた女の 未練でしょうか

夢でもいいの いつまでも
あなたの傍で 尽したい
私の胸の 片隅で
私を焦がす 恋灯り
むらさきの雨、雨に 濡れて泣いている
愛した女の 心でしょうか


10.女のまごころ

作詞:三浦康照
作曲:水森英夫

あなたがいないと 生きて行けない
強いようでも 弱いの私
ひとりにしないで お願いだから
そばで死ぬまで 盡していたい
これが女のまごころなのよ
あなただけの胸に咲いた 花でいたいのよ

あなたに捧げた 愛はひとすじ
いつも可愛ゝ 女でいたい
冷たくしないで やさしくしてね
籠にかわれた 小鳥でいゝの
それが女のまごころなのよ
あなただけに縋りながら 生きていたいのよ

あなたのためなら 命枯れても
ついて行きます 地の果てまでも
一度でいゝから あなたに抱かれ
愛の涙を 流してみたい
これが女のまごころなのよ
あなただけを信じながら 夢を見たいのよ


11.お帰りなさい


12.風に揺れる花

作詞:及川眠子
作曲:山口美央子

旅に急ぐ あなたの背中
窓から見つめてた
いつも私 悪い予感は
当たってしまうから

Ah… 引き止めたい
Ah… せつなくて

すぐに帰るよと言った
くちびるは嘘つき
幸せなほど 男はなぜ
風になりたがる

いっそひどい別れの言葉
くれるならいいのに
優しすぎる男が残す
希望の徒花を

Ah… 青い季節
Ah… いま終わる

ずっと好きだと絡めた
指先も嘘つき
愛する人の本心(きもち)くらい
とうに見抜いてた

実にならぬとわかっても
愛は咲き乱れて
幸せなほど 男はまた
風になりたがる


13.おばこ巡礼歌

作詞:吉幾三
作曲:吉幾三

北の岬に 夕陽が散って
ひとり旅には お似合いネ
忘れようにも 思いでばかり
すべて枯れ果て 旅にでた
ふわり、ゆらり… そっとしといてョ
男鹿のカモメ 私も泣くワ
おばこナ…

昔あんたと 吹雪の中で
再会誓って 別れたネ
忘れようにも 思いでばかり
あの日の ふたりの 日本海
ぱらり、ぽろり… あんたどこ居るの
男鹿の風よ 会わせても一度
おばこナ…

便り届かず 涙も枯れて
月日お酒が 増えるだけ
忘れようにも 思いでばかり
遠くでいいから 会いたいの
カラリ、コロリ… 運命から回り
男鹿の波よ お願い あのひと
おばこナ…


14.夕凪


15.雪 深深

作詞:石本美由起
作曲:檜原さとし

誰かが生きようと 言ってもだめです
あなたと別れたら 私には明日はない
生きる命は いらないの
恋に落ちたも さだめ
泣いたのも さだめ これでいいのよ
でも、いまも好き…

愛に燃えた 夏は過ぎて
独り 心は冬景色
しんしんしん 雪が降る降る
しんしんしんしん 命が凍る

一途に愛したら 戻れぬ細道
注がれた酒に酔い 人知れず解いた帯
風の噂も 気にせずに
夜にまかせた命
求め合う命 消えた炎ね
でも、いまも好き…

肌を寄せた 愛を失くし
胸に淋しさ 突き刺さる
しんしんしん 雪が舞う舞う
しんしんしんしん 夜明けはいづこ

人はこの世の 行きずりに
恋のときめき 唄い
あきらめを唄う 罪な出会いね
でも、いまも好き…

愛に燃えた 夏は過ぎて
独り 心は冬景色
しんしんしん 雪が降る降る
しんしんしんしん 命が凍る


16.くちづけ

作詞:松井由利夫
作曲:弦哲也

外は 遣らずの 小糠雨
窓に ため息 夢しずく
いいの いいのよ 今はひとりでも
あなたとかわした くちづけが
ほおずき色の くちづけが
きっと幸福 迎えにきてくれる

右へ 左へ よろけたら
遠く なるだけ おんなの道
いいの いいのよ 肩が寒くても
あなたの優しい くちづけが
命にしみた くちづけが
紅をさす指 こんなに熱くする

恋の 押し花 秘め箱に
そっと 重ねて 春を待つ
いいの いいのよ 夜が長くても
あなたの涙の くちづけが
霞の中の くちづけが
いつか灯りを 灯してくれるから